みなさんこんにちは😃 はる歯科診療室受付の森です⭐️
やっと少しずつ秋らしい気候になってきましたね🍁🍂
秋は食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋といった色んな楽しみ方がありますね😆
短い季節を楽しみましょう!!
さて、今回は虫歯ができるメカニズムと、歯のセルフケアについてお話しします。
「家にいると、ついつい間食してしまって…」
「疲れるとすぐ甘いものに手が伸びてしまう…」という方は多いと思います。

しかし間食が増えると、虫歯になるリスクが上がってしまいます:;(∩´﹏`∩);:
虫歯が発生する要因として、
①細菌の量、②歯の質、③唾液の量、④食生活
この4つの要因があります。
間食は③唾液の量、④食生活に関わります。
食べ物を食べると、虫歯の原因となる細菌(ミュータンス菌など)が糖質(ショ糖)をエネルギー
源として酸を作り、お口の中を酸性にして歯を溶かします。
でも大丈夫🙆♀️ 唾液には、酸性に傾いたお口の中を中性に戻す働きがあります。
この機能を緩衝能といいます。
歯が溶ける時間を短くするとともに、溶けた歯を修復させることができます。
ところが、間食が増えて食べ物を食べる間隔が短くなると、口の中は常に酸性に傾いたままになっ
てしまいます。
つまり唾液の緩衝能が機能しなくなってしまうんです(OvO)
そして、虫歯になりやすい環境となってしまいます。
さらに磨き残しにより「プラーク」がたまったり、砂糖の摂取量、回数が多かったりすると虫歯菌
の活動が活発となり虫歯になってしまうんです(´・ω・`)
「プラーク」とは細菌の塊で、黄白色をしていて粘着性があり歯にくっついています。
いわゆる「食べかす」とは別物です。 細菌と代謝物のかたまりです。
プラークの中には、なんと細菌が約300種類、1mg当たり約1億個もの細菌(ミュータンス菌など)
が存在していると言われています🦠
プラークは口臭の原因にもなります。
プラーク内の細菌が、臭いのもとになる成分(硫化水素、ジメチルサルファイド、メチルメルカプ
タンなど)を作り出すためです。
プラークの除去で、気になる口臭を改善できる場合もよくあります。
このアニメーション動画は、虫歯になりやすい方について説明しています。
是非ご覧ください🎞️
☟☟☟
https://youtu.be/ulBcbzWmi_c?si=O_aD-lJC7PYCCLWw
正しい歯磨きで、一生使える歯を目指す 食べかすやプラークをお口の中に残さないためには、歯磨
きが大切です!
プラークが溜まりやすく、虫歯になりやすい3つのスポットをご紹介します。
最初はこれを意識して磨く事が大切で、無意識にその部分を集中的にやれるようになることが理想
です。
①歯と歯茎の境目(歯ぐきのきわ) プラークが一番たまり、残しが多いのがここです。
帯状に歯茎との隙間にたまってしまいます。
②歯と歯の間 歯ブラシでは掃除しきれず、フロスや歯間ブラシが必要です。
ここから虫歯になることが多いです。
③奥歯のかみ合わせの溝 特に子どもの虫歯はここからできます。 こちらの動画も参考になさってください💁♀️
☟☟☟
https://youtu.be/pxJcfWCEjso?si=W62Zt0GDDstn2Ywi
歯を磨くというと歯の表面を磨いているだけの方が大変多いです。
実はここは、磨かなくても舌やほおと接触してこすれるのでプラークあまりたまらないところなの
です。 歯磨きの狙いは、歯茎の際や歯の隙間と言えます。
また歯磨き剤をつけすぎると爽快感があり磨けた気になってしまいます。
これで磨けていると勘違いされている方が多い印象です。
肝心なプラークが素通りされてしまっているわけです。
そして歯ブラシを使うだけでは、お口の中の汚れをすべて落とすことはできません💧
特に「歯と歯の間」は歯ブラシが届かないため、歯間ブラシやフロスを使ってきれいにします。

これらの口腔ケアグッズはさまざまな種類があるため、どれを使ったら良いのか迷う方もいらっし
ゃるかもしれません。
はる歯科診療室では、患者様1人ひとりに合ったものをおすすめしているので、お気軽にご相談くだ
さい。
ご自身の歯は一生使うものですから、ご自身で守らなくてはなりません。
そして、はる歯科診療室では、口腔ケアグッズだけでなく正しい歯磨き方法をご説明するなど、お
口の健康を守るためにしっかりサポートしています。
また、歯磨きのほかにも虫歯予防として次の3つが大切です。
①規則正しい食生活を送り、間食時間を決める
②加糖がなるべく少ない食べ物を選ぶ
③歯の定期健診、クリーニングを受ける 今、歯の痛みや気になる症状がなくても、定期健診や歯の
クリーニングにお気軽にご来院ください。
一緒にお口の健康を守っていきましょう。
ご予約のお電話は 087-833-6480 高松市西町 13-31 はる歯科診療室