【体験診療】義歯(入れ歯)編 サムネイル
▲上の画像をタップするとYouTubeアプリが開きます。ブラウザ上で閲覧すると終了画面が正常に表示されない場合があります。

歯が抜けてしまった!どうしよう

歯が抜けて焦っている男性

困るけれどめんどくさいし、歯は他にもまだあるし・・・と思っている人はいませんか?
歯を抜けたままにしておくことは、体にとってよいことではありません。

早めに処置することが大切ですが、実は診療方法はたくさんあります。
となると「自分にあったものを選びたい!」となるわけなのですが、はる歯科診療室では患者さんの歯の状態やライフスタイルにあわせて「ブリッジ」もしくは「入れ歯」での治療を提案しています。

「ブリッジ」と「入れ歯」って何がちがうの?

大事な歯ですから、治療したあとに後悔はしたくありませんよね。
「ブリッジ」と「入れ歯」にはそれぞれ治療内容、治療後の噛む力、見た目、お手入れ方法などに違いがあります。

「ブリッジ」と「入れ歯」の違い
治療法ブリッジ入れ歯
治療内容
  • 抜けた歯の両側の歯を土台にして橋のようにつなげる。
  • 基本的に取り外しできない。
  • 一度削ってしまうと元に戻せない。
  • 一番奥の歯には使用できない。
  • 失った部分を人工的に補い失われた歯の機能を回復させる。
  • 取り外しできる。
  • 歯にかかる負担が少なく、隣の歯が1本のみでも使用可能。
  • 合わなくなったときには修理できる。
見た目失った歯の両側の歯と連結している。残っている歯にかける「バネ」と、「人工の歯」、歯のない粘膜の部分の上に乗る「ピンク色の台座部分」などからできている。
噛む力
  • 入れ歯より優れている。
  • しっかりと圧を吸収できる。
  • ブリッジより弱い。
  • 1点で圧を受ける。
お手入れ方法
  • 特別な手間や時間がかからない。
  • 歯茎との隙間の汚れは溜まりやすく、歯ブラシだけでは落としにくい。
装置を取り外して清掃し、自身の歯も掃除しやすい。

ブリッジの場合

まず「ブリッジ」は、抜けた歯の両側の歯を土台にして橋のようにつなげる治療方法です。失った歯の両側の歯と連結した装置になるので、基本的に取り外しはできません。

ブリッジのイメージイラスト

両側の歯は健康な歯であっても固定するために削る必要があるので、健康な歯に大きく負担をかけてしまうことにもなります。一度削ってしまうと元に戻すことができないため、よく検討して決めるようにしましょう。

一番奥の歯にはブリッジは使用できません。
ブリッジは、両側に支えとなる歯が必要となります。片方だけの支えでは噛む力に耐えることができないので、一番奥の歯が抜けてしまった場合はブリッジでの治療はおすすめできません。

また、欠損している歯が多い場合も使用できません。
ただし、ブリッジの場合は治療したあと歯にかかる圧を両側2本の歯で支えるので、食事での「噛む力」は入れ歯と比べると優れているといえます。また食事後は他の歯と同じように歯磨きをすることができるので、お手入れに特別な手間や時間がかかりません。

入れ歯の場合

「入れ歯」には、総入れ歯部分入れ歯があります。

歯が抜けたときには、部分入れ歯で失った部分を人工的に補い、失われた歯の機能を回復させます。取り外しできる装置なので、会話や食事中に入れ歯が外れないように、残っている歯にかける「バネ」と、「人工の歯」、歯のない粘膜の部分の上に乗る「ピンク色の台座部分」などからできています。

部分入れ歯のイメージイラスト

部分入れ歯は、隣の歯を削ることなくバネで固定します。食べ物を噛むときには、バネのかかっている歯とピンク色の台座部分の下の粘膜で力を負担するので歯にかかる負担が少なく、たとえ隣の歯が1本しか残っていないような場合でも使用することができます。また、取り外しができるため、合わなくなったときには修理することも可能です。

ただし、部分入れ歯の場合は損失した部分を修復して隣の歯にバネをかけるので、1点で圧を受けることになります。そのためブリッジの方がしっかりと圧を吸収できると考えられます。

お手入れに関しては、入れ歯は取り外しが可能なため、お手入れしやすいという面もあります。歯茎との隙間の汚れは溜まりやすく、歯ブラシだけではなかなか落としにくいのですが、入れ歯の場合は取り外しが可能なため、装置を取り外して清掃し自身の歯もお掃除しやすいというのが利点です。

はる歯科診療室では、保険適用診療からオススメしています。

入れ歯・ブリッジ治療の治療目安
治療期間
最短1ヶ月
回数
最低4回
金額
約6,000円~(但し、健康保険の負担割合や部位・本数によって異なる)
*自費治療の場合は、別途来院時に詳細を説明致します。

費用は、どちらも保険適用の範囲内で治療することができます。より自然な見た目に近づけたい場合は保険適用外の処置で金額はアップする場合もありますが、修復の際に使用する材料を選択することもできます。

ただし、以下の内容ですと保険適応外になる可能性があります。

ブリッジ
天然の歯に近い色の素材を選択する
入れ歯
歯茎に当たる部分の素材や、固定用バネをさらに良質な材料で作製する

装置や材料などには保険適応の範囲が決められていて、違う素材で治療したい場合には保険外の出費になる場合もあります。
ご自身の希望するものが保険の範囲内で作製できるのかどうなのか、治療の前にしっかりと相談して確認しておきましょう。

メンテナンスも忘れずに

「ブリッジ」と「入れ歯」はどちらがよいということではなく、毎日使う歯のことだからこそどんな治療が自分に最適なのかじっくり考えて決めていきましょう。お口の中はとても繊細で、若干の違和感やずれなどでも気になってしまうものです。違和感を感じる場合は直ぐにご相談ください。

入れ歯は不便で使いづらく、ブリッジには土台の歯の寿命が短くなるというイメージを持っている人がいらっしゃるかもしれませんが、自分に合った良い入れ歯・良いブリッジを使用してきちんと手入れを行なえば、いつも快適で長く使うことができます。メンテナンスもしっかりと行ってください。

メンテナンスを受ける女性のイメージイラスト

入れ歯のメンテナンス

入れ歯はどんなにピッタリに仕上げても、取り外しを繰り返すことや、お口の中の変化によってどうしても合わなくなってしまうものです。そこで合わないからと外したままにしておくと、残された健康な歯に悪影響を及ぼしてしまう可能性もあります。

はる歯科診療室では、患者さんの不快な症状にしっかり向き合いあきらめずに調整していくことで、いつまでも快適なお口の状態を保ちつづけるお手伝いをいたします。

ブリッジのメンテナンス

ブリッジは、両側の歯と連結されているので人工の部分と天然歯の隙間に汚れが溜まり、気づかないうちに処置内部で虫歯になってしまうことがあります。ブリッジの下で気づかないうちに進行しているので、装置が土台と合わなくなり、ズレて違和感を感じるようになることもあります。

ブリッジは一度入れたらそのままにしておくのではなく、定期健診を受けて数年に一度外して、問題が無いかメンテナンスを受けることをおすすめしています。

最後に

入れ歯・ブリッジで笑顔になる男性と女性

「ブリッジ」と「入れ歯」どちらにもメリット、デメリットがあり、最適なのは人それぞれ違います。どちらがよいか悪かではなく、毎日使うお口のことですから、納得がいくまで歯科医としっかりと相談する事が必要です。些細な事でも大丈夫なので当院までご連絡ください。

はる歯科診療室では「1人ひとりの患者さんにとって、快適で使いやすい“10歳若返る”入れ歯とブリッジ」を追求しています。
そのために健康な歯をできるだけ残し、しっかりと検査・カウンセリングを行なって歯科技工士や歯科衛生士と連携を取りながら治療をおこなっています。

関連動画

こちらもおすすめ

はる歯科のこだわり