みなさんこんにちは😃 
はる歯科診療室 歯科衛生士 柚川です🐼

暖かい日が増え、過ごしやすくなりましたね🌞
私は満開の桜も好きですが、葉桜の青々とした生命力溢れる様子も大好きです🌸
これからの季節を楽しみたいと思います(´∇`)

さて早いもので、東日本大震災から今年で10年経ちました。
巨大津波と原発事故。
東日本大震災は、誰も経験したことのない未知の複合災害でした。

大規模災害では被災された方々の避難所生活が長引き、衛生面での問題が出てくる場合があります。
とくに問題になってくるのはお口のケアです👄

避難所の生活では物資が不足している間は食事が不規則になったり、回数が減ったりします。
そのほかストレスなどにより唾液の分泌量が減り、唾液による自浄作用が低下するということが起きてきます(´ω`)

また、避難所には支援物資としてお菓子や飲み物が身近に置かれることも多くなります。  
お子さんなどはどうしても間食が多くなり、虫歯菌のエサとなる糖質が長時間口の中に止まる状態になります。
そこに歯磨きが十分にできないといった環境因子も加わり、むし歯が多発しやすい状況に😢

また、口腔内が清潔に保てないので歯周病が悪化も考えられます🦠

高齢者の場合は入れ歯の洗浄が不十分になるなど口腔内の汚れによって誤嚥性肺炎になる可能性を高くなります👨‍🦳👵

災害時は水が不足するので、なるべく水を使わない方法で口腔ケアを行うことが大切です!

歯磨き粉は口の中に残ると乾燥を誘発しやすいので、十分に口がすすげない時にはなるべく使わないようにします。
口をすすぐ時にも、一度にたくさんの水を口に含むよりも、少量ずつ含んで複数回に分けてすすいだほうが、口の中の汚れを効率よく吐き出すことができます。

デンタルリンスや洗口液は、水だけのうがいよりも歯垢の除去には効果的ですので、歯ブラシセットと共に非常持ち出し袋に入れておくとよいでしょう☝️

これは洗口液などについて解説した動画です🎬
各メーカーから色々なタイプのものが販売されていますので、選ぶ時の参考になさってください^ ^
   ☟☟☟

歯ブラシがない場合は、濡らしたガーゼやタオル、ウェットティッシュなどを指に巻いて歯の表面をこすって、歯垢を取るようにしましょう。

入れ歯をご使用の方は、洗浄用ブラシや洗浄剤も入れておくことをおすすめします。

また、唾液腺マッサージも行うのもおすすめです。
唾液には口の中の汚れを洗い出す働きがあります。
水分をできるだけとり、あごの付け根=耳の真下の部分をマッサージしたり温めたりして、だ液を十分に出すよう心がけてください。
ガムをかむことも唾液を出させるよい方法です。

東日本大震災の教訓を決して忘れず、まずはご家庭でできる備えを進めることが大切です。

そしてもう一つ、はる歯科からの提案があります☝️
それは日頃からお口のケアをしっかりしておくことです。
災害時には、治療はおろか応急処置も難しいことがあります。
いざという時に困らない様に、定期健診やプロフェッショナルケアを受ける様にしましょう✨
まずは、お気軽にご来院くださいね☺︎

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

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