日々進化する「インプラント治療」

はる歯科診療室です

外科用メスは滅菌された高炭素ステンレス鋼で作られる
史上初めて使われた「メス」はただのとがった棒だった
医学が進化し続けるように医師にも進化は必要だ
変化への適応を求められる
前進しないと人は後戻りしてしまう

これは、私が最近読んだ海外医学誌のコラムに掲載されていた記事です。

歯科においても同様なことが言えます。
確かに、治療技術も日々進歩しており、新しい材料の開発も昔に比べ進んできています。また、精度も高く優れた材料が登場しています。
例えば、歯科用の充填材料（歯につめる材料）や接着材料（セメント類）などです。

そして、治療技術の向上としては、以前は失った歯の代わりとして義歯（入れ歯）しかできなかったことが、インプラント（人工歯根）を応用することによって、失った機能や見た目を回復し、自分の歯のように快適に食事をすることができるようになりました。

歯科医学が進化し続けるように歯科医師にも進化は必要です。
私が在学中はなかったのですが、広島大学にも数年前から口腔インプラント診療科が併設されました。
また、九州歯科大学を含め多くの大学で、インプラントの講義がカリキュラム化されました。

当医院でもインプラント治療を希望される患者さんが来院されます。
術前の診査・診断を行い、治療計画に基づき治療を行なっていきます。
インプラント治療を行う上で、徹底した衛生管理を整えます。

衛生環境を整えた上で、治療が成り立っています。