こんにちは!
はる歯科診療室  歯科衛生士の坂口です!

 

桜が一気に満開になりましたね!
みなさんはお花見に行かれましたか。

 

 

今日は子供の早食いが引き起こす影響についてお話しします☆

 

 

 

 

 

 

給食を食べるのが早い子もいれば、いつまでも食べ終わらない子もいます。
私は食べるのが遅くて昼休みも食べている子供でした…(*_*)
私は給食の時間に「皆、どうしてあんなに早く食べられるのかな?」と思っていた記憶があります。
給食を食べるのが遅いことは子供には結構なプレッシャーだったりします…(*_*)
しかし、無理して早食いしても良い事はありません。

 

 

 

 

 

 

「早食いは良くない、よく噛んでゆっくり食べましょう」と、よく聞くと思います。

 

 

大人と違い、よく噛んで食べることを意識している子はほとんどいないのが現状です。
また、最近の小さい子どもさんは、あまり噛まずに少し噛んでは丸呑みするような食べ方が気付かないうちに習慣になってしまっている子が多くいます。

 

 

なぜ、早食いがよくないのか身体に起こる「噛まない害」について、いくつかご紹介します!

 

 

 

 

◎肥満になる

 

一気に胃袋に詰め込もうとすると、そのスピードに満腹中枢がついていけません。
満腹中枢が追いついた時には既に腹八分どころか、腹十分、腹十五分になってしまっています。
この状態がいつまでも続くと・・・もちろん肥満になってしまいますよね(;゚Д゚)
子供の頃に食事は「お腹が苦しくなることが満腹」と習慣付いてしまうと一生苦労することもあるので要注意です!!

 

 

 

 

◎消化不良、胃に負担がかかる

 

何回も噛んで唾液で十分に柔らかくなったら食べ物は消化しやすい状態で胃に運ばれます。
あまり噛まなければ食べ物の塊が大きいまま胃に入り、大きな負担がかかってしまいます。
早食いをすることで消化不良にもやりなすく、胃痛や嘔吐下痢、場合によっては胃腸炎などの症状にも繋がります。
また、よく噛めば噛むほど唾液もよく分泌されます。
食物と唾液が混ざり合うことで胃での消化を助ける役割をしてくれます。
これは私たち大人も気を付けたい事ですね!!

 

 

 

 

◎歯や顎の骨に悪影響

 

よく噛むということは顎の発育に欠かせません。
噛むことで顎の骨は強くなり、周りの筋肉も強くします。
噛むことが少なくなると顎の骨の成長や、筋肉の成長に悪影響がでることがあります。

 

 

噛むことは唾液の分泌を促します。
唾液がお口の中を潤すと、唾液の自浄作用という細菌を流してくれる作用が働き、虫歯や歯周病の発生も抑制されます。
早食いをすると、大切な唾液が分泌されにくいので歯を守れません。

 

子供に限らず、大人にも糖尿病などの生活習慣病、膵臓への負担、潰瘍の悪化、老化促進など、とても多くの悪影響があります。

 

早食いをしても本当にいいことはありません。
自分は早食いかもしれないな、と感じる方は今日からでも少しずつゆっくり噛んで食べる習慣をつけていくことをおすすめします!!

 

 

 

皆さんも、お子さんとゆっくりよく噛んで食事をしてみてください。

 

 

 

 

 

 

はる歯科診療室
高松市西町13-31
‭‭087 833 6480‬‬

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