みなさん、こんにちは😃
はる歯科診療室 歯科衛生士の森です⭐️

今日は、「乳歯の後ろから永久歯が生える」
についてお話しします🦷

お子さまの中に、乳歯がまだ抜けていないのに
永久歯がその後ろから生えてきたことはありませんか?

一般的には、乳歯が抜けると下から永久歯が
生えてくるというイメージが強く、後ろから生えてくるとビックリされる

保護者の方が多いと思います😲

私の姪っ子も、左側は後ろから生えることもなく先に乳歯が抜けたのに、

となりの前歯は永久歯が後ろから生えてきたので

すごく心配した母親から大丈夫なの?と心配の連絡がきました☎️

安心してください、大丈夫です🙆‍♀️
後ろから生えてきてもちゃんと前に出てきます😮‍💨

ところで、歯の生え変わりの仕組みについてご存知ですか?

歯はどうやって生え変わるのか不思議になりませんか?

歯の生え変わりが始まる時期は、およそ6歳前後から始まり、

12歳ごろまでに永久歯に生え変わります。

お子さまのお口の中では、乳歯の下(顎の中)に永久歯のもととなる

歯胚が作られて時間をかけて成長していきます🌱

永久歯の歯冠部が完成し、歯の根っこの部分が
作られ始めると乳歯の根っこを溶かす細胞が
現れて永久歯の上にいる乳歯の根っこが、少しずつ溶けて吸収されます🦷

乳歯の根っこが溶けていくと、歯冠部だけになりグラグラになって抜けます。
すると、少しずつ永久歯の頭が出てきます!

ちなみに、乳歯も永久歯と同じように作られますが

お母さんのお腹の中にいる妊娠7週目〜10週目頃に歯胚が作られます🤰

はる歯科診療室では、妊産婦健診をおすすめしております(^^)
   ☟☟☟
https://youtu.be/JH4i37P9CeY?si=KRL7dieh2hIm69Fs

早い子は、産まれた時にすでに前歯が生えている子もいるんですよ🙄

稀に、この乳歯が抜けないまま永久歯が生えてくることがあります😭
前歯だけでなく、奥歯でも乳歯の横から生えてくることもります。

この理由にはいくつか原因があります。

乳歯が抜けずに、まだ根っこが残っている状態で永久歯の成長の妨げになっていたり抜ける時期が遅れている場合があります。

また、お子さまの顎が小さくて生えてくるスペースが確保されないと乳歯で後ろから生えてくることがあります。

そうなると、もともと生えてくる位置に出ることが難しくなるので歯並びに影響してきます。

もし、乳歯がグラグラしているようであれば
もうすぐ抜けるので抜けるまで待っていても大丈夫です🙆‍♀️
グラグラしていない場合は、一度歯医者さんで診てもらいましょう。

抜けた後は、舌の力で前へ押し出されるので
正常な位置に並ぶことがほとんどです!

ですが、先程言ったようなスペースがない場合や顎が小さい場合は

綺麗に並ぶことが難しいため、歯列からずれたり、斜めに並んでしまうことがあります。

そうなると、磨き残しなどが増えて虫歯になるリスクが高くなります。
生えたての永久歯はまだ歯質が柔らかいので
より虫歯になりやすいのです😨

ある程度は、成長と共に顎も成長し広がりますが、

このリスクを避けるために将来的に歯列矯正が必要になるお子さまもいます。

なるべくリスクを避けるために、食事の時になるべくしっかり

噛んで食べたり柔らかいものばかり食べず歯応えのあるものを

噛むと顎の成長を促すことにもつながるので試してみるのもいいかと思います!

お子様の生え変わりが遅いなと思われる保護者の方も歯科の受診をおすすめします🏥

というのも永久歯が存在しない可能性があるからです🤨
歯の先天性欠如とは正常な歯の数より、少ない歯のことを言います。
永久歯は親知らずを除くと28本あります。
しかし、実は近年永久歯がもともと少ない先天性欠如の方が増えているのです。

日本人では10人に1人の割合でみられ、決してまれなものではありません。
いつまでも乳歯が生え変わらなかったり、6歳臼歯が出てこなかったりすると要注意です⚠️

先天性欠如歯の原因は明らかになっていませんが、

遺伝や妊娠中の栄養欠如、全身疾患、薬物の副作用などの原因が考えられています。
しかし、その因果関係ははっきりしていません。
また、不要な歯が淘汰されつつあるとする説もあります。

先天性欠如の治療法は年齢によって異なります。

11歳以下の子供の治療法は、先天性欠如の歯が発見されても

経過を見ていく場合がほとんどです。
顎のバランスや咬み合わせが悪い場合は成長期の矯正治療を行いますが、

乳歯の抜歯は行わず顎の成長を誘導してあげるだけにします。

20歳以下の矯正治療適齢期では、できるだけ、

歯を動かして自分の歯で噛み合わせを作ります。
30歳以降で骨が固まってきている場合は、

歯を動かさずインプラントなどの補綴治療を行います。

レントゲン撮影ができそうなお子さまは、

3歳頃を目処にレントゲン写真を撮って永久歯があるかどうかや

どこまで永久歯が完成してきているかなど

虫歯になども含めて確認することをおすすめします☝️

はる歯科では、小さいお子さまでもレントゲン写真撮影しているお子さまもおられます📷

放射線の量を気にされる保護者の方がおられると思いますが、

歯科の撮影の量は極めて少なく防護服を着て撮影してあるので安心して下さいね😁

定期的な虫歯の予防のフッ素塗布も行なっています😆

頑張ったお子様には素敵なご褒美がありますよ♪
   ☟☟☟
https://youtu.be/OmhsAywnUPg?si=EbXvOXELHaJxnqma

まずはお気軽にご連絡ください☆

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31  
はる歯科診療室

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