みなさんこんにちは!
はる歯科診療室の近藤です。

 

季節も秋に変わり寒くなって来たと思ったら暑くなったり‥。

温度差があるので体調管理にはきをつけてくださいね。

 

 

ところでみなさん、

冷たいもの急に欲しくなった時
飲むと歯がキーンとしみることないですか?

 

歯医者さんで診てもらうと
虫歯ではないと言われたことないですか?

 

 

それは象牙質知覚過敏症(ぞうげしつちかくかびんしょう、Hypersensitive Dentin (Hys) )の可能性があります!

 

 

 

 

象牙質知覚過敏症とは、生活歯(神経のある歯)において象牙質の露出をきたし、様々な刺激による知覚亢進を主症状とする硬組織疾患のことです。

 

 

「知覚過敏」を呼ばれることも多くあります。

 

最近では歯磨き粉のCMでご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

原因はさまざまありますが、
くさび状欠損(くさびじょうけっそん、wedge-shaped defect(WSD))と呼ばれる歯頸部に生じる歯質の欠損が原因であることが多い傾向にあります。

 

 

夜間の歯ぎしりなどの過剰な咬合力が歯頸部に加わると、表層エナメルに亀裂が生じ、その結果くさび状に歯質が削れてしまうのです。

 

また強いブラッシング圧でも、生じることがあります。

 

 

 

 

歯ぎしりはくさび状欠損を起こすだけではなく、歯周組織(歯の周りの組織)にも影響を与えてしまいます。

 

強い横揺れの結果、歯周病の急速な進行、悪化にも繋がります。

 

 

 

その歯ぎしりからお口を守るためには、やはり夜につけて寝てもらうナイトガード(マウスピース)が必要となります!

 

ナイトガードとは、プラスチック製で寝る前に上の歯につけて寝てもらう物です。

 

 

これをつけることによって歯だけではなく歯周組織の負担を軽減でき、歯と歯が擦り合うことがなく削れることがないのです!

 

使い方は、ブラッシングの後につけて寝るだけ!

 

 

違和感が強い方は、寝る約30分前からつけて慣れてから寝る事をお勧めします。

 

 

 

簡単につけたり外したりでき手入れも簡単なので、気になる方はぜひスタッフに聞いてみてくださいね!

 

 

 

ちなみにくさび状欠損の治療としては、削れた部分にコンポジットレジンというプラスチック樹脂を詰める治療法があります。

 

 

時の経過とともに、変色するリスクがありますがその時はまた詰め直せるのでご安心を!!

 

冷たい飲み物・食べ物だけでなく、温かい飲み物・食べ物がしみたり痛みがある場合など気になる症状があれば、悩み込まずにお気軽に相談してくださいね!

 

 

ご予約のお電話は
087-833-6780
はる歯科診療室

 

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