みなさんこんにちは
はる歯科診療室 歯科衛生士の細川です

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「この前治療したばかりなのに、また同じ歯が虫歯に…」
そんな経験はありませんか?
せっかく治療した歯が何度も虫歯になってしまうと、「歯磨きはきちんとしているのに、なぜ?」と不安に感じてしまいますよね
今回はどうして同じ歯ばかり虫歯になるのかその原因と対策についてお話していきます
実は、同じ歯に虫歯が繰り返されるのには理由があります。

虫歯が再発する理由
虫歯は治療すれば終わり!ではありません。
再発の多くは、治療後に根本的な原因が改善されていないことが関係しています。
次のような要因があると、虫歯は再び起こりやすくなります。
・同じ部分の歯磨きが不十分
・詰め物や被せ物のすき間からの細菌侵入
・噛み合わせや歯並びによる負担
・唾液の分泌量や質の低下
大切なのは「治療後の予防」と「毎日のケア」です
再発しやすい歯の特徴
虫歯を繰り返す歯には、いくつか共通点があります。
歯磨きが届きにくい場所
歯と歯の間や奥歯は磨き残しが起きやすく、虫歯が再発しやすい部位です。
また、歯ブラシの届きにくい溝が深いほどリスクが高くなります:;(∩´﹏`∩);:
被せ物・詰め物の劣化
時間が経つとわずかなすき間ができ、そこから虫歯が進行することがあります。
食生活の影響
甘いものを頻繁にとる習慣は、虫歯のリスクを高めます。
噛み合わせの問題
特定の歯に強い力がかかることで、歯に小さなひびが入り、虫歯につながることもあります。
ドライマウス
唾液が少ないと、お口の中を清潔に保つ力が弱くなります。
虫歯の再発を防ぐためにできること
① 歯磨きの質を見直す
毎日磨いていても、磨き方の癖で磨き残しは出てしまいます。
・鏡で確認しながら1本ずつ磨く
・治療した歯や奥歯は特に丁寧に
・1回3分以上を目安に
「磨いているつもり」から「磨けている歯磨き」へ意識を変えましょう。
② 歯と歯の間のケアを忘れずに
歯ブラシだけでは歯間の汚れは落としきれません。
・デンタルフロス(糸ようじ)の使用
・歯間ブラシはサイズ選びが大切
・就寝前の使用がおすすめです
③ 食習慣を整える
虫歯予防では、食べる回数やタイミングも重要です。
・間食の回数を減らす
・甘い飲み物の後は口をゆすぐ
・キシリトールを上手に活用
④ 就寝前のケアは特に丁寧に
寝ている間は唾液が減るため、就寝前のケアが虫歯予防の鍵になります。
・フッ素配合歯磨き剤を使う
・必要に応じて口腔保湿ケア
・寝る前の飲食は控えましょう
⑤ 歯科医院でのサポートを活用しましょう

セルフケアだけでは限界があります。
・ブラッシング指導
・ケア用品の選び方の相談
・定期的なチェックで早期発見

歯科医院でできる再発予防
・被せ物・詰め物のチェック
・噛み合わせの確認・調整
・フッ素塗布やシーラント処置
・定期健診、PMTC(専門的クリーニング)
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)について詳しく説明します
︎PMTCの目的
– プラーク・歯石・色素の除去と、歯面の滑沢化を通じて口腔衛生を改善する
– 歯周病・虫歯予防、口臭の軽減、審美性の向上を図る
– 自己清掃の効果を高め、長期的なお口の健康を維持する
︎どんな器具・材料を使うか
– 超音波スケーラー、手用スケーラー
– ピンポイントのブラシ・スクラブ、ポリッシングディスク
– 研磨剤・ポリッシングペースト、研磨シリカなどの材料
– 仕上げ薬剤(必要に応じてフッ化物塗布)
︎効果とメリット
– 歯の表面を滑らかにして歯垢の再付着を抑制
– 口臭の改善、歯の着色が薄くなることがある
– 清掃後の歯周ポケットの出血・腫れが軽減することがある
– 自己清掃機能の改善、歯科的予防の強化
はる歯科診療室では、予防治療に力を入れております(^ ^)
クリーニングの後、とてもさっぱりしたと好評をいただいております♪
こちらの動画も参考になさってください
☟☟☟
https://m.youtube.com/watch?v=ED0WqXomHrI&t=14s
まとめ
同じ歯が何度も虫歯になるのは、偶然ではありません。
原因を見直し、正しいケアを続けることで、虫歯の再発はしっかり防げます。
「また虫歯かな?」と思ったときこそ、予防を始めるチャンスです。
歯科医院と一緒に、健康な歯を守っていきましょう


ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
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