みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です😀
活力や筋力が衰えていくのは、高齢になるにつれて仕方がないと考えていませんか?
最近の研究で、食事の改善や積極的な運動などで老化を予防・改善できることがわかってきました🍚
最近よく耳にする「フレイル」とは、高齢によって筋力や心身の活力が低下した、いわゆる老化状態のことを言います。
放置すると要介護につながる、いわば健康と病気の「中間」で、早期に改善すれば自立した生活に戻れるといわれています:;(∩´﹏`∩);:

こんな症状のある方は要注意!
1. 体重の減少(1年に4~5kg)
2. 疲労感(主観的なもの)
3. 活動量の低下(家から出なくなったなど)
4. 歩行速度の低下(青信号で渡りきれないなど)
5. 筋力低下(階段がつらいなど)
当てはまるものはありませんか?
これらを改善する方法の一つに、食事を意識することが挙げられます🍙
ごはんを主食に、肉や魚、大豆製品をおかずにしましょう🐟
フレイルの予防には、筋肉や内臓、骨、血液、肌、髪などの元となる「たんぱく質(アミノ酸)」が若年期以上に必要になります💪
特に体内で合成できない“必須アミノ酸”の摂取が重要です。
たんぱく質は、お米、肉、魚大豆、牛乳、卵などに多く含まれています🍖
手軽なパンやロ当たりの良い麺類を主食にすることが増えてませんか?🍞
小麦よりもお米のほうが、必須アミノ酸の含有率が高く、エネルギー源である炭水化物を多く含みます🍚
ごはんを主食にして、良質なたんぱく質を含む主菜、ビタミン・ミネラルを含む副菜を組み合わせ、よく噛んで食べることがフレイル予防へつながっていきます🦷

老化防止に効果的な食べ物として、良質なタンパク質を含む食材の他には、抗酸化作用のある食材、腸内環境を整える食材などが挙げられます。
具体的には、いちご、緑黄色野菜、大豆製品、ナッツ類、鮭、ブロッコリー、トマト、きのこ類などがおすすめです🍓🍅🥦
チョコレートは、カカオポリフェノールを含み、抗酸化作用やリラックス効果が期待できます🍫
緑茶は、カテキンという抗酸化物質を含み、生活習慣病予防や美肌効果が期待できます🍵
上記以外にも、色々な効果がある食材はたくさんあります(^.^)
それぞれの食材をバランスよく摂取することが大切です😃
食事だけでなく、適度な運動も大切です。座りっぱなしを避けて、ウォーキンクやストレッチを心掛けましょう。
加齢による口腔内の変化は、咀嚼機能の低下を招いて食事内容に偏りが出るだけでなく、会話の支障をきたしたり表情が乏しくなったりと、他者とのコミュニケーションにも影響する場合があります🤝
それをオーラルフレイル(Oral Frailty)といいます。
オーラルフレイルは、高齢者を中心に口腔内の機能低下を指し、健康や生活の質に影響を与える状態です。
これは、歯の喪失、咀嚼・嚥下機能の低下、口腔衛生状態の悪化などを含み、全身の健康状態と密接に関連しています。

オーラルフレイルの特徴について説明します☝️
⚫︎歯の喪失や歯周病の進行
歯の本数減少や歯肉の炎症が進行し、咀嚼機能に影響。
⚫︎咀嚼・嚥下機能の低下
食べ物をしっかり噛めず、飲み込みにくくなることで、栄養摂取不足や誤嚥性肺炎のリスク増加。
⚫︎口腔内の乾燥や粘膜の弱化
唾液の分泌低下や粘膜の脆弱化が進行し、口腔衛生状態が悪化。
⚫︎話すことや表情の制限
これによりコミュニケーション障害や孤立感が増す。
オーラルフレイルは、全身の健康維持やQOL(生活の質)向上のために重要な概念です。
高齢者だけでなく、若年層からも口腔ケアの意識を高めることが求められます。
定期的に歯の健診に行き、口腔内の疾患がないか、疾患がある場合は早期に治療することが大切です🏥
自宅でのケアでは行き届かなかった歯石などの除去を行うことで、口腔内の清潔が保持され、オーラルフレイル低下の予防に効果的です。)^o^(
当院では、オーラルフレイルの検査も実施しています。
口腔機能の低下を早期に発見し、機能低下の進行を予防するための検査です。
具体的には、滑舌、咀嚼機能、口腔衛生状態、舌圧などを評価します。
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https://youtu.be/RrsnJNQMoEU?si=TxOflM1ZyyLihv_9
これらの検査結果に基づいて、適切な口腔ケアや訓練、必要に応じて歯科治療へと繋げることが重要です。
オーラルフレイル低下を予防するため、さらに歯の健康を維持するために、定期的に歯科医院を受診し、検査やクリーニングをしてもらいましょう☺️
ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室