みなさんこんにちは😃 
はる歯科診療室です🐼

まだまだ寒い日もありますが、日中のポカポカな陽気で春を感じさせてくれる日が増えてきましたね☘️
春が待ち遠しいです😁

さて今日は口腔ケアのお話しをします📣

口腔ケアは、口のトラブルの予防だけではなく、食べることや話すことをサポートし、生活にリズムをつくって、QOL(生活の質)を向上させる目的もあります。

自分の口で「おいしく食べる」ことは大きな楽しみであり、生きる意欲にもつながります。
また、脳や体も元気にします💪

口腔ケアのメリットを紹介します!

◆抵抗力がアップする

唾液には汚れを落とす洗浄効果があり、抗菌物質も含まれています。

口の中がきれいになれば、唾液の出もよくなり、口から入った細菌やウイルスが体内に侵入するのを防ぎます✋

◆噛むことが老化防止になる

噛むことは脳への血流を増やし、脳の動きを活性化します。
実際に、認知症の人ほど口の中にトラブルをかかえ、噛むことができない状態が多いという報告もあります。
つまり、よく噛むことで脳の若さを保ち、認知症の予防につながると期待されています。

◆感染予防

空気が乾燥する季節は、ウイルスが蔓延しやすくなるため、風邪やインフルエンザが流行します🦠
予防のためには、うがいと手洗いだけでなく、実は口腔ケアをしっかり行うことも大切です(^^)

口の中の細菌が増えると、インフルエンザのウイルスが侵入しやすい状態になり、感染しやすくなるんです:;(∩´﹏`∩);:

特に気を配りたいのが舌の汚れです。
舌に舌苔が厚く付いているとそこにウイルスが付着し、体内に侵入しやすくなりますので、舌のクリーニングも忘れずに行いましょう。

舌のケアは毎食後でなく1日1回で大丈夫ですが、朝起きてすぐ、朝の歯みがきの時に行うのがおすすめです☀️
睡眠中は口の中で細菌が繁殖しやすく、舌苔があると細菌の格好の生息場所となっています。朝起きてすぐの舌は、1日のうちで一番汚れているので、このタイミングで行うと効果的です☝️

舌苔についてはこちらの動画を参考になさってください🎬
   ☟☟☟
https://youtu.be/YrbyR7Po9U8?si=N0Blbg05mvXe27nD

入れ歯をお使いの方も口腔ケアは重要です⭐️

残っている歯や歯肉、舌などのケアもきちんと行っていますか?

入れ歯をはずした後は、お口の中もきちんとお手入れすることも大切です。

入れ歯と接している歯肉や上あごには食べかすや細菌などがついていて、放っておけば口内炎などの原因にもなります。

総入れ歯で自分の歯が1本もなくてもお口の中のブラッシングは必要です。

入れ歯をはずした後は口をよくすすぎ、やわらかい歯ブラシなどで歯肉や舌、上あごをブラッシングすると汚れが取れますし、マッサージ効果もあるので血行もよくなります。

部分入れ歯の場合は、入れ歯をはずした後、これ以上自分の歯を失うことがないよう、しっかり磨きましょう。

歯がまばらになっているときは、1本ずつていねいに磨き、入れ歯の金具がかかる歯には特に汚れがつきやすいので念入りに磨いてください。

そして入れ歯のお手入れも重要です‼️

入れ歯の汚れが原因で肺炎になることもありますΣ(‘◉⌓◉’)

これは誤嚥性肺炎といわれ、飲食物が食道ではなく誤って気管に入ってしまうことです⚡️

通常、飲食物が気管に入ると激しくむせて、それを押し出そうとしますが、高齢者の場合、飲食物を飲み込む力が弱かったり、飲み込む神経の働きが悪かったりするため誤嚥が起こりやすくなります。

そして飲食物と共に気管に入った口の中の細菌が原因となり誤嚥性肺炎を惹き起こすのです。入れ歯の汚れに付着した細菌が、この病気の原因と考えられているのです。

使用中の入れ歯には食べかすが付着します。
それを放置したまま使い続けると、細菌が繁殖したり唾液中のカルシウムが沈着し、不衛生な状況がつくられます。
このような汚れは義歯の表面に付着するだけでなく、内面にも浸透することがあり、汚れが付いたままの義歯を使用していると誤嚥性肺炎のリスクがとても高くなっています:;(∩´﹏`∩);:

こちらの動画でも解説しておりますので、ご確認ください💁‍♀️
   ☟☟☟
https://youtu.be/auMoKU1hjSU?si=V9zvw1o9LC33oUPg

入れ歯の手入れについて説明します✨

食事のあとすぐに入れ歯をはずし、水道の流水下で義歯用ブラシで磨くと大部分の汚れを落とすことができます。
このとき研磨剤の入った歯磨剤は義歯の表面を削ってしまうため使ってはいけません。
部分入れ歯では、バネの裏側に汚れが付くので注意深く清掃してください。

洗面所で入れ歯を清掃しているときに、入れ歯を落として割ってしまう事故が多発しています。
水を張った桶やタオルの上で行うと防ぐことができます。
清掃は義歯だけではなく、口の中の汚れも歯ブラシで取り除いてください。
義歯洗浄剤を使用すると、深部へ侵入した汚れが除去できるので効果的です。

また合わない入れ歯をそのまま使うのは危険です⚠️
食事が取れないだけではなく、なんと肩こりの原因にもなり得るんです!(◎_◎;)

肩こりと入れ歯は一見、何のつながりもなさそうに思えますが、実は大きな関係があります。

肩こりとは、首、肩、背中にかけての筋肉のこわばりのことで、筋肉が緊張することで起こります。

その肩こりの原因の一つに「噛み合わせ」があります。
噛み合わせ、つまり上あごと下あごを動かすのは咀嚼筋(そしゃくきん)というあごの筋肉によって行われています。

噛み合わせが悪いと、片側ばかりで噛む「片噛み」の状態になり、あごの筋肉に異常な負担がかかって緊張し、全身の筋肉のバランスにも影響を及ぼします。
顎とつながっている首や肩の筋肉も緊張することで血行が悪くなってこわばったり、姿勢が悪くなったりして肩こりがますますひどくなります。

合わない入れ歯をつけているのは噛み合わせが合っていないのと同じ状態で、あごの筋肉に負担をかけます。

肩こりを改善するためにも、入れ歯を快適に使い続けるためにも、定期的に歯科医師による入れ歯のチェックを受けましょう。

はる歯科診療室では、お口のお手入れはもちろん入れ歯のお手入れも行なっております(^ω^)
健康寿命を伸ばすためにもしっかりケアして楽しい毎日を過ごしましょう♪

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

この記事をシェアまたはブックマークする

こちらもおすすめ!

スタッフ紹介