はるニュースVol.1「フッ素について」
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フッ素は、次のようないくつかの効果でむし歯予防に役立っていると考えられています。

  • エナメル質を強化する
    歯の表面にあるエナメル質の結晶を、化学的に強化して、酸に対する拮抗性を増加させています。
  • 細菌の活動を抑制
    フッ化物の水溶液に生じるフッ素イオンは、抗菌作用をもっていてムシ歯菌の活動を抑制すると言われています。
  • 歯の再石化を促進
    エナメル質に酸による少量のカルシウムの損失が生じても、歯質の再石灰化を促進して失われたカルシウムを補うことがあります。

フッ素は、虫歯予防には大変有効な手段です。
フッ素塗布は、3〜6ヶ月ごとに塗布するのが効果を高めます。

フッ素は継続して使うことによりむし歯に強い歯になります。
その効能ゆえ市販の歯磨き粉の多くに入っています。
濃度が高いほうが効果が高いのですが、市販のフッ素入りと書いてある歯磨き粉にはどれぐらいの濃度のフッ素が入っているかはほとんど書かれていません。

歯科医院専用の歯磨き粉には、高濃度のフッ素が配合されていますのでお子様から大人までおすすめです。
また、はる歯科で行っているフッ素塗布はさらに高濃度なので定期的に使っていけば、よりむし歯になりにくい歯になっていきます。

毎日の歯磨き粉にフッ素を使って、さらに1~3か月ごとの定期検診で高濃度のフッ素を使うことによって、自分の歯をむし歯から守っていきましょう。

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