みなさんこんにちは

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はる歯科診療室、歯科衛生士の森です。

新型コロナウイルス感染者が全国的に増加していますね

😢

1日でも早く終息することを願います🦠

さて今日は、「小児の歯の色調異常」についてお話しします。

ふと、お子さんの歯を見たとき歯の色に異常を感じたことはありますせんか?

一般的に乳歯は、乳白色または青白色、永久歯は黄白色と言われています🦷

色調異常は、原因によって、
●歯質内部または歯髄からの内因性、
●歯の表面からの外因性
に分類されます。

それぞれ詳しく解説していきます

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☆内因性

身体の中で作られる色素が発育中の歯に取り込まれて起こります。

・新生児黄疸

新生児の大多数に見られるます

👶

一過性に血中のビリルビン濃度が上昇すると
皮膚や白目が黄色くなり、生後3日以内に見     られます。

肝機能が成熟すると1週間程度で消失しますが、先天性胆道閉鎖症などの疾患になると、
血中のビリルビンが形成中の乳歯に沈着し緑色になることがあります。

・新生児メレナ

新生児特有のビタミンK欠乏により消化管に現れる出血疾患です。
生後4〜5日に起こる自然出血で乳歯が青色になることがあります。

・先天性ポルフィリア

ウロポルフィリノーゲンイソメラーゼの欠乏による代謝異常です。
乳歯、永久歯いずれも赤色または赤褐色になります。

・テトラサイクリン系抗生物質

妊娠中の妊婦または小児が長期間にわたり服用すると、形成中の乳歯または永久歯が黄褐色、灰褐色になります。
また、エナメル質の形成がきちんとできないまま歯が生えてくる、エナメル質形成不全という病気を伴うこともあります。

・外傷、根尖性歯周炎

外力によって歯の神経が壊死し、象牙細管内に侵入した血色素や歯髄組織が変性してしまいます。
その結果、エナメル質が灰褐色になります。
この場合は、歯の根っこの治療が必要です

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・フッ素症

出生してから8歳までの間に高濃度のフッ化物を過剰摂取してしまうとエナメル質形成不全を起こし白く白斑状に変色します。
ただし、フッ素入りの歯磨き粉やフッ素入りの洗口剤を使っても正しく使っていれば問題はありません^^

はる歯科診療室では、低年齢のお子様のフッ素塗布には「レノビーゴ」を使用しています(^^)

レノビーゴは安全な低濃度フッ素の製剤ですので、フッ素の過剰摂取の心配はありません。
また、研磨剤・発泡剤が配合されていません。

フッ素も安全量ですから、ご使用後のくちすすぎは必要ありません。
歯の生え始めた赤ちゃんから大人まで幅広くご使用いただける、おすすめ製品です

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受付にて取り扱っておりますので、ご興味のある方はお申し出くださいね

☺

フッ素に関して、こちらの動画でも解説していますので是非参考になさってください

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☆外因性

詰めている金属(アマルガム合金など)や虫歯抑制の薬剤(フッ化ジアミン銀)により黒色になります。
また、食べ物、飲み物の色素で色が変わってしまう場合もあります

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☕

🍵

歯の変色は多種多様です。

エナメル質形成不全は、虫歯のリスクが上がることもあります:;(∩´﹏`∩);:
お子様に限らず、大人の方も変色はとても気になると思います!
原因によっては治療法もありますので、まずはお気軽にご相談ください(^_^)

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31 
はる歯科診療室

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