みなさんこんにちは
はる歯科診療室 歯科衛生士の大西です

今回はつわり時のブラッシングのついてお話しします(^^)

一般に妊娠すると歯肉炎にかかりやすくなるといわれています。
これは女性ホルモンが大きく関わってくるといわれており、特にエストロゲンという女性ホルモンがある種の歯周病原細菌の増殖を促すからなんです!
そのほか、プロゲステロンというホルモンは炎症の元であるプロスタグランジンを刺激します。
これらのホルモンは妊娠終期には月経時の
10~30 倍になるといわれており、妊娠中期から後期にかけて妊娠性歯肉炎が起こりやすくなるのです。

これは、女性ホルモンとお口のトラブルについてまとめた動画です📽
こちらも合わせてご覧くださいo(^o^)o
☟☟☟
https://m.youtube.com/watch?v=uKsZQERO14w

妊娠中さまざまな体調の変化の中で、多くの妊婦を悩ませるのがつわりです。。。
つわりとは主に妊娠初期に起こる吐き気や嘔吐のことです🤰
食事だけでなくブラッシング時にも吐き気を感じて、思うようにブラッシングできないという方も( ´△`)

ただでさえ、妊娠中は歯肉炎になりやすいのに、ブラッシングが十分できないとさらに虫歯や歯周病のリスクが高くなってしまいます😢

さらに、妊婦が歯周病にかかってしまうとお腹の赤ちゃんにも影響を及ぼすというデーターがでているんです(´⊙ω⊙`)
大学による疫学調査では、歯周病の妊婦は、そうでない妊婦に比べ、約5倍も早産になりやすかったという驚くべき結果が出ています📈
海外のデータでも、歯周病が進んだ妊婦では早産および低体重児出産の危険性が7倍高まるといった報告や、歯周病が進んだ妊婦ほど早産の頻度が高かったという報告などがあります:;(∩´﹏`∩);:

しかし、基本的にはプラークが残存しない清潔な口の中では起こらないか、起こっても軽度ですみます^o^

なので、妊娠中は特に気をつけて プラークコントロールを行う必要があります✨

そこで、つわり時に効果的なブラッシング法をお伝えします(^_^)v
①歯ブラシは小さめの物を選ぶ
②顔を下に向けてブラッシングを行う
③歯磨き粉の味や刺激の少ないものを選ぶ
④キシリトール配合のガムを噛む
⑤マウスウォッシュを使う
⑥頻繁にうがいをする
どうしてもブラッシングができないときはキシリトール配合のガムやマウスウォッシュを使ってみてください!

お家でのセルフケアも大切ですが、歯科医院での専門的なクリーニングも有効です(o^^o)
1度プラークや歯石をしっかりお掃除すると、汚れが付きにくくなります♪( ´▽`)

また、はる歯科では妊婦歯科健診も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください(╹◡╹)♡

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町13-31
はる歯科診療室

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