みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 歯科技工士の網谷です😃

高齢の方は入れ歯を使用されている方も少なくありません。
入れ歯を使っていてトラブルはありませんか?

入れ歯は、あなたのお口に合わせて作ってあります(^^)

しかし、今まで口の中になかったものなので、始めは気持ち悪くしゃべりづらいと思います:;(∩´﹏`∩);:
入れ歯を使うのを諦めるのではなく、口の中に入れている時間を少しずつ長くするなどの工夫をして慣れるようにして下さい。
まずは、入れ歯に慣れることが大切です😀

入れ歯の取り外しは、最初は鏡を見ながら練習しましょう😄

入れ歯は正しく装着しよう!
入れ歯の位置がズレないように、確認しながら少しずつ力を加えて装着しましょう。
無理やり装着すると痛みや炎症が生じたり、割れたり変形してしまいます

⚡

入れ歯を取り付ける時は、歯でかみ込むのではなく、手ではめるようにしましょう

✋

歯を磨くときは、必ず入れ歯を外してから磨きましょう。

特にバネのかかっている歯は、ムシ歯や歯周病になりやすいため、特に念入りな歯磨きが大切ですo(^-^)o

夜、外して寝たほうがよいかは指示に従って下さい

☝️

外しておく場合は、熱や乾燥による変形を防ぐため、コップなどの容器に水を入れ、その中で保存して下さい。

睡眠中は唾液の分泌が減るため、歯周病や口臭の原因になる細菌が増えやすくなります。
残存歯がある場合は、寝る前は必ず歯磨きをしましょう

✨

入れ歯もご自身の体の一部でもあります。
天然歯と同じように入れ歯も口の中に入れることによって菌が付着し増殖します。
歯と同じように食べかすや汚れが付着します

😱

このままにしておくと菌がお口の中から脳や心臓など体中をめぐって悪影響を及ぼします。
実際に歯周病菌が脳の血管から検出された例も報告されています

😨

その菌が血管を詰まらせ、心筋梗塞や脳血管疾患などの全身疾患を引き起こす原因となるのです。

特に注意していただきたいのが肺炎です。

誤嚥性肺炎とは、本来食道に流れるはずの食べ物や唾液などの液体が誤って肺に流れてしまい(誤嚥)、肺の中で炎症を起こしてしまうのです。

原因はお口の中の菌が増える、口の周りの筋肉が衰える、免疫力の低下等があげられます。

筋力、免疫力は生活習慣等、気を付けていても年齢とともに少なからず低下してしまうものです。
しかし、歯磨き、義歯のケア等でお口の細菌を減らすことはできます。
肺炎を未然に予防するためにも自分でできる、身近な予防法です。

万が一、誤嚥したとしても細菌の数が少なければ、肺炎になる確率はぐっと減ります。

毎日、入れ歯のお手入れを欠かさないようにしましょう。

入れ歯の清掃は、外してから落とさないように、入れ歯専用ブラシで優しく水洗いして下さい。

入れ歯洗浄剤をご使用いただくと、より清潔にお使い頂けます。
毎日(夜寝る前に)専用の洗浄剤で浸け洗いしましょう。
浸漬時間は使用方法に従ってください。

決して装着した状態で歯磨き粉と歯ブラシで磨いてはいけません。
歯磨き粉の中に研磨剤が入っていると、擦ってキズがつき、バイ菌が入り込みやすくなってしまいます。

入れ歯は高熱により変形することがあります。
絶対に熱湯(60°C以上)に浸したり、かけたりしないで下さい(O_O)

こちらの動画も参考になさってください

🎞️

   ☟☟☟
https://m.youtube.com/watch?v=auMoKU1hjSU

粘膜に痛みを感じたら

😣

入れ歯を使用していて口の中の粘膜がヒリヒリ、ピリピリ痛むときは、カンジダ菌という常在菌への感染が疑われます。
普段から入れ歯のお手入れをしっかりして清潔に使うことが大切です

☀️

生活習慣においても、バランスのよい食事やしっかり睡眠をとったり、運動したりして抵抗力が落ちないように気をつけましょう

☝️

よくある入れ歯のトラブル
* 口臭・口内炎
* 歯石や色素が入れ歯に付着
* 入れ歯の寿命が縮む
* 入れ歯に隣接する歯がムシ歯になる

入れ歯を外した粘膜を歯ブラシでゴシゴシしても歯茎は清潔にもならなければ丈夫にもなりません。
粘膜が傷ついて入れ歯を装着すると痛くなるだけなのでやめましょう。

入れ歯の使用を続けていくと、歯や歯ぐきの状態が少しずつ変化します。
当院では、ゆるくなった入れ歯の調整をして、お口のトラブルを改善する治療を行っています。

合わない、痛い、かみにくい、バネがゆるいなど少しでも感じたら、自分で調整せず、必ず来院して下さい。

状態を確認し、入れ歯の調整を行います。

ご自身で入れ歯安定剤を使用している場合は、来院前は塗布しないでください

🚫

ゆるくなった入れ歯の調整の手順

☝️

1.入れ歯の内側(歯ぐきにあたる部分)に調整用の白いゴム材を塗ります。

2.入れ歯をお口の中に入れて噛み合わせ、ゴム材が固まるまで数分待ちます。
この材料は舐めても安全な材料です。

3.お口の中で馴染んだら、痛みや噛み合わせが悪くないかチェックをします。

異常がなければ完成です。
問題があれば改めて調整します。

入れ歯調整中のお願い
* 自宅で入れ歯の白いゴム材を外さないようにしてください。
* 入れ歯のお掃除は、流水でやさしく洗ってください。
* 寝る時、入れ歯は水に浸けておいてください。

入れ歯の治療などご不明な点は、お気軽にご相談ください。
  ☟☟☟
https://m.youtube.com/watch?v=otVDXdcPj1Q

入れ歯を快適な状態で使用するためには、何も症状がなくても定期健診を心がけましょう

😀

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

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