みなさんこんにちは!
はる歯科診療室 歯科衛生士の近藤です!
春らしい天気で暖かい日が続いていましたが
雨が降るととても寒いですね

🥶

寒暖差が大きいので体調管理には気をつけてくださいね

☺️

ところでみなさん、毎日歯を磨いているのに歯石がついてることないですか?
どんなに頑張って磨いても、ついてるって不思議ですよね

🤣

今回は歯石のでき方、予防についてお話しします♪

まず歯石の元になるのは歯垢です。
歯垢は、歯の表面にあるヌルッとしている白い塊です。

詳しく説明すると、歯の表面に溜まった細菌の集合体が歯垢になります

🦠

歯垢は1mg中に細菌が100億個以上住みついていると言われていて、とっても汚いんです!

食べ物を食べている時、お口の中には糖ができます。
それを餌として細菌はどんどん増えていきます⇧

食後4〜8時間で歯垢ができると言われており、食後の歯磨きはとても大切です

🪥

そんな歯垢は、唾液の中に含まれているカルシウムやリンなどによって固くなり歯石に変化します。

個人差はありますが歯垢がついてから約48時間後に歯石に変化していきます。

歯石の表面には穴が無数にあり、細菌や歯垢はさらにどんどん溜まり続けます!

放置すればするほど細菌によって虫歯や歯周病のリスクが上がっていきます:;(∩´﹏`∩);:

こちらの動画も是非参考になさってください

😀

   ☟☟☟
https://youtu.be/QGRGSZdLMUs

そうならないためにも歯石になる前にセルフケア(お家ケア)での予防が大切です!!

歯垢のつきやすい部分は、歯と歯茎の間や歯と歯の間、歯が重なっている部分です!

自分では磨けているつもりでも、磨き残している方は非常に多いです!

歯ブラシだけでなく、歯と歯の間を掃除するフロスや歯間ブラシ、細かいところまで磨けるワンタフトブラシなど使って予防することが大切です。

まず、デンタルフロスの使い方について説明します。

デンタルフロスの種類は、指巻きタイプと持ち手付タイプ(糸ようじ)があります。
それぞれの使い方を紹介します^_^

●持ち手付きフロス(糸ようじ)

①前後に動かしながら、ゆっくりと歯と歯の間に挿入する

歯と歯が接している部分を通すときは、きつく感じる場合もありますが、勢いよく入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう。

②ゆっくり動かす

歯ぐきに少し触れるまで挿入したら、歯の側面それぞれに沿わせて上下に左右に動かし、歯垢や食べカスを取り除きます。

③歯間から抜き出す

ゆっくりと前後に動かしながら抜いてください。

●ロールタイプのデンタルフロス

①1回で使用分の長さ(約40cm)をケースから取り出して切る

肘までの長さが目安です。

②指に巻きつける

左右の中指に2〜3回巻きつけ、指と指の間を1~2cmの長さにします。

③歯と歯の間に入れる

歯と歯の間にデンタルフロスを当て、横に動かしながら、ゆっくり歯と歯の間に入れます。
鏡を見て場所を確認しながら使用しましょう。

④上下に動かし歯垢を落とす

歯の根元まで入ったら、歯に巻きつけるようにして、上下に動かし歯垢を落とします。
隣り合った歯の両方の面を清掃します。

⑤横に動かしながら取り出す

取り出す時も、横に動かしながらゆっくり取り出します。

続いて、歯間ブラシの使い方も説明します。

ストレートタイプ(I字型)と、奥歯に使いやすいL字タイプがあります。
ブラシの材質には、ゴムとワイヤーがあります。

使い方を紹介します(^^)

まず、慣れないうちは歯間ブラシを使うときは鏡を見て使いましょう。

①歯ぐきに沿わせて斜めに当てる。

②そのまま歯間ブラシをすき間に対して水平にしてゆっくり入れます。

③前後に2~3回動かします。

初めて使用する際は、「小さいサイズ」から試すのが良いでしょう。
小さいサイズが挿入できない場合には、デンタルフロスの使用がおすすめです。

こちらの動画でも使い方を解説しておりますので、是非ご覧ください

🎬

   ☟☟☟
https://youtu.be/U1fMiVU_w_o

最後にワンタフトブラシの使い方を紹介します。

ワンタフトブラシとは、毛先が1束だけにギュッと集まった歯ブラシです。 
ヘッドが小さいので、ふつうのサイズの歯ブラシでは磨き残してしまうような歯の隙間や汚れにも、アプローチすることができます。
歯科先進国スウェーデンでは、このワンタフトブラシをメインの歯ブラシとして使用している人もいるぐらい、その清掃力の高さはお墨付きなんです( ^ω^ )

通常の歯ブラシで磨いた後、仕上げ磨きにワンタフトブラシを使う方法がおすすめです。
歯と歯の隙間に詰まった汚れや歯垢にピンポイントで届いて除去できます。 

ワンタフトブラシの使い方はとっても簡単です

😄

細菌がたまりやすい部位にピンポイントで当て、円を描くようにクルクルしましょう。

・歯と歯ぐきの隙間
・親知らずの隙間
・矯正器具やブリッジなどの器具の隙間
・歯がデコボコしている歯並びが悪いところ
・インプラントの周辺をしっかり磨く
・抜けたままになっている歯の周辺
・前歯など歯の裏側を磨く

といったことに気を付けながら磨いていきましょう。
はる歯科診療室では、歯ブラシはもちろん様々なオーラルケアグッズを取り扱っております。

サイズや使い方など分からない点がありましたら、お気軽にお声掛けください

💁‍♀️

セルフケアと歯科医院での定期健診でお口の健康を維持しましょう!

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

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