みなさんこんにちは♪
はる歯科診療室、歯科衛生士の大西です

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今日は「小帯(しょうたい)」についてお話していきます

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小帯とは、唇や頬と歯茎をつないでいる筋、ヒダのことです。
お口の中には、この小帯がいくつもあります。

上唇と歯茎をつなぐ小帯を上唇小帯(じょうしんしょうたい)、舌の裏側にある小帯を舌小帯(ぜつしょうたい)と言います。
自分のお口の中をじっくり見たことがない方はイメージしにくいかもしれませんが鏡などを見ると自分でも確認することができます

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小帯は長さや位置が人それぞれですが、上唇小帯が下の方、前歯の方まで伸びている方は前歯の間に小帯が来てしまうので前歯がくっつかず隙間ができ、歯並びが隙っ歯になってしまいます。
また、舌小帯が短いと舌を前にべーっと出したときに舌が小帯に引っ張られハートのような形になり、舌が動かしにくいため活舌が悪くなったり発音しにくくなったりすることがあります

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小さいお子さんで上唇小帯が下に位置していたり舌小帯が短かったりする場合は成長と共に改善される場合もあります。
それが難しければ小帯を少し切って自然な形にする場合もあります

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小帯切除のタイミングですが、上唇小帯は前歯の歯並びに影響してくるため前歯の永久歯が生え変わる7歳前後、舌小帯は発音に関係しているため5~6歳を目安にすると良いと言われています。

しかし、歯の生え変わるスピードには個人差がありますし、隙っ歯になってしまった後で小帯を治しても歯が自然と綺麗な並びになるとは限りません。
歯並びが気になる場合は小帯を治した後に矯正をおすすめする場合もあります。
早ければ乳歯の段階での歯科健診で小帯の状態を見ておくようにお話があるかもしれません。
前歯の歯並びや発音が気になる方は一度小帯をチェックしてみましょう

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お子さんの場合、歯並びや発音以外にもブラッシングが困難になる場合があります。
小帯が正常な位置にあったとしても歯ブラシが強く当たると歯茎同様小帯も粘膜なので傷が付いたり痛みが生じたりすることがあります

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そのためお子さんのブラッシングの際は唇をよけ小帯を避けながら優しくブラッシングしてあげましょう^_^
痛い思いをしてブラッシングがトラウマになって嫌になってしまうことを避けることができます。

小帯が下に位置していると避けながらのブラッシングが難しかったり汚れが溜まりやすかったりするのでより一層注意が必要になります。

その他、仕上げ磨きのポイントをご紹介します!

●毛先を歯の面にまっすぐ当てる

ハブラシの毛先を歯と歯ぐき(歯肉)の境目、歯と歯の間に、きちんと当てましょう。

●軽い力で動かす

ハブラシの毛先が広がらない程度で、行ないましょう。

●小刻みに動かす

5~10mmの幅を目安に小刻みに動かし、1~2本ずつ磨きましょう。

●1か所につき20回以上

歯垢はなかなか取りきれないため、丁寧に動かしましょう。
ブラッシングの時間は3分以上が目安です。
強い力で動かすとハブラシの毛先が広がって歯ぐきを傷つけたり、歯垢が逆に取れにくくなったりします。
さらに子どもが痛がり、歯磨きを嫌がる原因になってしまうこともあります。

磨く場所とタイミングについても、ご紹介します!

乳歯の時期は、むし歯になりやすい「奥歯のかみ合わせ上下左右4箇所」「上の前歯」を十分に気をつけましょう。
保護者の利き手側の犬歯も、歯磨きがしにくいため、要注意の場所です

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その他むし歯になりやすいところについては、
こちらの動画を参考になさってください

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   ☟☟☟
https://youtu.be/D_TMRcs2abg

食事のたびに、お子さんが歯磨きした後に保護者が仕上げ磨きをしてあげるのがベストですが、毎食後が難しい場合は、夕食後やおやすみ前を日課にしましょう

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寝ている間は唾液の量が減り細菌の量が増えてしまい、起床時には夕食後の約30倍になります。
お子さんの大切な歯を守るためにも、寝る前には必ずしてあげてください

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お子さんのお口に合わせた小さい歯ブラシや柔らかい歯ブラシを使ってみるのもおすすめです

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仕上げ磨き専用の歯ブラシやお子さんが喜びそうな可愛い歯ブラシをご用意しております。
受付にて取り扱っておりますので、お気軽にお声掛けください

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はる歯科診療室では、小さいお子さんの来院を歓迎しております。
お子さんに喜んでもらえるようにご褒美のガチャガチャやじゃんけんゲームを設置しております

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   ☟☟☟
https://youtu.be/OmhsAywnUPg

お子さんに限らず小帯の位置など、お悩みの方はまずはお気軽にご来院くださいね☆

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松西町13-31
はる歯科診療室

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