みなさんこんにちは。
はる歯科診療室、歯科衛生士衛生士の大西です

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今日は舌ブラシについてお話していきます(^^)

舌ブラシとは、歯ブラシのようにお口の中を清潔に保つために使用する清掃用具で、舌のお掃除に使う道具です。

舌にも歯と同じように食事のたびに汚れが付着します

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それをそのままにしてしまうと、せっかく歯を丁寧に磨いていてもお口の中には汚れが残ったままになってしまい、その汚れを気管に入れてしまう可能性があります。

気管に汚れとともに細菌が入ってしまうと、誤嚥性肺炎のリスクが高くなりますΣ(‘◉⌓◉’)

というのも、加齢とともに咽頭などの筋力が衰え誤嚥や誤飲のリスクが高くなります

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また、唾液の量が減ってしまう方も多いので、汚れを洗い流す自浄作用が働きにくくなり歯以外にも粘膜や舌に汚れが残りやすくなります。

そのため舌ブラシなど歯ブラシ以外の補助的清掃用具を使ってお口の中を清潔に保つことを意識することが大切です

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舌に付着する汚れのことを「舌苔(ぜったい)」と言います。
歯垢と同じような細菌の固まりです

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舌の表面はツルツルしているように見えて、舌乳頭という細かいヒダのようなものがたくさんあってボコボコしています。
そこへ、口腔内の皮膚が剥がれてできた垢、食べもののカス、唾液の成分、細菌・微生物などが溜まって形成されます。

その細菌が虫歯や歯周病だけでなく、誤嚥性肺炎や口臭の原因になります

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また、舌には味覚を感じる味蕾がたくさんあるため、汚れが蓄積すると味蕾が正常に機能せず味覚が鈍感になってしまう場合もあります。
普段の歯磨きを頑張ったり歯の治療をしたりして、噛める歯が残っていても味をしっかりと感じられないと食事の楽しみも半減してしまいます。

舌苔については、こちらの動画でも詳しく解説しておりますのでご覧ください

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   ☟☟☟
https://youtu.be/YrbyR7Po9U8

舌苔は抗生物質の長期服用後や全身疾患の部分症状として見られることもありますが、健康な場合でもお口の中が不潔だと舌苔がつきます。 

つきやすいタイプの方を紹介します。

●間食することが多い
●食後に歯みがきしない
●寝る前の歯みがきさぼり気味
→口が不潔になりやすく舌苔がつきやすくなります
●口で呼吸している
●口を開けていることが多い
→口が乾燥する為、舌苔がつきやすくなります
●過度なストレスが続く
●会話等が多い
→唾液の出が少なくなることにより口が乾燥する為、舌苔がつきやすくなります
●舌の運動が活発でない
→動きが不十分だと舌苔がつきやすくなります

舌苔は、舌の中央から後方にかけての奥の部分に舌苔がつきやすいです。

舌の付け根に近い奥の部分は唾液で洗い流されない、あるいは舌の運動時に上あごとこすれることが少ないなどで、細菌の増殖にとっては好都合となります。

こうしたことから、多くの場合、舌苔は舌の後方部からつきはじめ、時間が経つにつれて奥から前のほうに増えてくると考えられています。
舌苔がついているかどうかは、舌を前に出して舌の奥の部分を確認しましょう

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ずっとご自身の歯、お口で食事を楽しむためには虫歯、歯周治療だけでなく、毎日の歯磨き、歯科医院での予防や定期健診に加えて、舌のお掃除を取り入れてみてもいいかもしれません。

歯ブラシで代用される方もいらっしゃいますが、やはり専用の舌ブラシをお使いになることをお勧めします

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少しずつ横に移動して、奥から前方へ3回程度軽い力でかき出します。
やさしく奥から前へ舌苔を除去します。
初めて行う場合は、1ヵ所につき2~3回程度にしましょう。

舌は傷つきやすいため、過度なケアは逆効果です。1日1回にとどめましょう。
舌苔の付着量が多い朝のケアがおすすめです

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たくさん付いていても無理して1回で取り除こうとせず、日数をかけて少しずつ舌苔を取り除くようにしてください。

舌ブラシは、はる歯科診療室でも販売しています。
どんな物か気になる方や、詳しく使い方を知りたい方はスタッフにお声掛けください

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舌ブラシ以外にも、フロスや歯間ブラシ、マウスウォッシュなどの補助的清掃用具も販売しています♪

おすすめの洗口液については、こちらの動画で紹介しておりますので参考にしてください

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   ☟☟☟
https://youtu.be/3PcgdleUmHI

自分に合ったものを使って普段からお口の中をより良く保つことを意識しましょう。

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松西町13-31
はる歯科診療室

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