みなさんこんにちは😊

はる歯科診療室 歯科衛生士の近藤です!

まだまだ寒い時期が続いてますね😣

風邪をひかないように気をつけてくださいね☺️

ところでみなさん、歯磨きをした後に血が出ることないですか?

それは歯茎の病気になっているかもしれません😥

歯茎から血が出るということは、いくつかの状態が考えられます!

1、歯肉炎・歯周炎

歯肉炎とは、歯茎が赤く腫れていて少しの刺激で傷つきやすい状態です(◞‸◟)
なので歯磨きをした後に血が出ることがあります!

歯周炎とは、歯肉炎がさらに進行した状態です。
そのまま放置しておくと、歯を支えている骨を溶かしてしまう病気です

🦴

歯肉炎、歯周炎は歯の周りに付着したプラーク(歯垢)が原因で発症します!

歯肉炎は、歯茎の上側の汚れ、
歯周炎は、歯茎の上側の汚れ+歯周ポケット内に汚れが付着しているという特徴があります

🦷
🦠

歯肉炎は、歯磨きの仕方を改善することによって、炎症は治ります^_^

しかし、歯周炎は違います!!

歯周ポケット内の汚れは歯ブラシだけでは取ることはできません

😵

歯科医院での歯周治療が必要になります

🏥

歯肉炎については、こちらの動画を
   ☟☟☟
https://youtu.be/tAc2fxlUl3s

重度歯周炎については、こちらの動画を参考になさってください
   ☟☟☟
https://youtu.be/kKIeyTE3vtI

2、薬の副作用

💊

薬の副作用で、歯茎が腫れたり出血することがあります。

プラーク(歯垢)の付着量によってさらに重症化する場合もあります。

個人差があるので、気になる場合はかかりつけの医師や歯科医院で診てもらいましょう!

3、ストレス・過労

ストレスや疲れが溜まると、歯茎の腫れや出血、口内炎が出る場合があります!

ストレスや疲れは身体全体にとってもよくないです。
しっかり休んで栄養のある物を食べましょう!

歯茎からの出血は、ついつい軽視しがちで治療せずに放置している方が非常に多いです。

しかし

‼️

歯周病はお口の中で唯一の生活習慣病といわれており、放置することは非常に危険なんです

さらに、生活習慣病やその他の病気とも深く関係しています。
歯周病から誘発される病気について紹介します

📣

●心臓病

歯周病と心臓病には深い相関関係があります。
歯周病原因菌が心臓の血管をつまらせ、心臓の血管の細胞を障害することがアメリカの研究で明らかになりました

🇺🇸

動脈硬化症や大動脈瘤にかかった細胞を検査すると、多くの歯周病関連菌(Pg菌=Porphyromonas gingivalisなど)が検出されます。

●糖尿病

糖尿病の患者は、血液が高血糖になり、毛細血管がもろくなります。
そのため、糖尿病でない患者と比較した場合、毎日のお口のケアを怠ると、歯肉炎を起こしやすくなり、そのまま放置すると重度の歯周病になりやすいと報告されています。

●肺炎

がんや心疾患、脳血管疾患に並ぶ、日本人の主要な死亡原因の1つに肺炎があります。
肺炎の中でも、口の中の細菌が肺に入り込み炎症を起こす肺炎を誤嚥性肺炎や嚥下性肺炎といいます。
高齢になると、食べ物を飲み込むための喉の筋力が低下し、本来食道に入るものが、気管支に入ってしまうことがよくあります。
誤嚥性肺炎を起こした患者の肺からは、歯周病原因菌(嫌気性グラム陰性桿菌など)が高い頻度で見つかることから、歯周病と肺炎に強い関連性があるとされています。

●骨粗しょう症

骨粗しょう症の患者は、そうでない患者と比較した場合、歯を支えている骨の減少(歯槽骨吸収)が早く、歯周病の進行が早いという報告があります。
また、歯周病で歯を失うことにより、食べ物を噛む力が弱まり、バランスよく食事することが難しくなるため、身体全体の骨密度が低下し、悪循環が起こりやすい傾向にあります。

●早産

歯周病にかかっている妊婦さんとそうでない妊婦さんを比較した場合、歯周病にかかっている妊婦さんは、早産の可能性が高まると報告されています

🤰

歯周病が進行して歯ぐきの炎症が強くなると、歯周組織のプロスタグランディンE2が増えます。
このプロスタグランディンE2は、じん痛促進剤として使用されており、子宮の収縮、子宮頚部の拡張作用を促すため、早産を引き起こすといわれています。
アメリカでは、歯周病と早産の関連性に関する報告が多数あり、早産であった妊婦さんのお口の中を調べてみると、歯周病の重度である割合が高く、多量のプロスタグランディンE2が影響を与えていると見られます。

●バージャー病

バージャー病とは、手足の末端の血管が詰まり、炎症がおき、皮膚に痛みや潰瘍をおこす病気です。
このバージャー病と歯周病には深い関連性があり、バージャー病にかかった方は、全員歯周病であると診断され、歯周病の進行度合いは中度から重症でした。
痛み、または潰瘍がある部分の血管から採血し、検査を行った結果、血液からは歯周病菌が検出された一方で、正常な箇所からは歯周病菌が検出されませんでした。
歯周病菌は、血栓をつくりやすく、皮膚の内側の細胞に進入するとの報告がされています。歯周病菌がお口の中にとどまらず、身体全体に行ってしまい、最悪の場合バージャー病を引き起こすとみられています。

互いの症状を悪化させてしまうこの病気は、片方だけ治療としたとしても、良い結果は得られません。
チーム医療と言われるようになった今、歯科、医科ともに連携を取り、親身になってくれるかかりつけの病院を持つことが大切です(*^_^*)

放置せずに治療しましょう!
まずは歯科健診にご来院くださいね

☺

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

この記事をシェアまたはブックマークする

こちらもおすすめ!

スタッフ紹介