みなさんこんにちは。
はる歯科診療室、歯科衛生士の大西です。

今日は、はる歯科診療室にあるさまざまな機械を紹介していきます(^^)

まず初めに紹介するのは「口腔外バキューム」です。


当院には直接お口の中で使うバキュームとは別に、お口の外で使うバキュームを設置しています

✨

入れ歯や仮歯の調整時に出る切削粉塵(削りカス)を吸引したり、エアロゾル感染対策としてお口のクリーニングの際に使うこともあります。

エアロゾルとは、気体中に液体ないしは固体の微粒子が広がった状態を指しています

🦠

エアロゾルは、空気中に浮遊する、粒子径(粒子を球体と仮定した場合の直径)が分子やイオンとほぼ等しい0.001μm程度から花粉のような100μm程度まで約5桁にわたる広い範囲が対象となります。

エアロゾル粒子は,その生成過程の違いから「粉じん(dust)」や「フューム(fume)」,「ミスト(mist)」,「ばいじん (smoke dust)」と呼ばれることもあります。

咳やくしゃみから飛沫が出ますが、これは5μm以上の大きさがあり水分を含み重く1~2m程度しか飛びません

🤧

飛沫から水分が蒸発したのが飛沫核で、これは5μm以下の大きさで乾燥しているので軽く空気の流れで広範に飛散します。 

咳やくしゃみ、大きな声で発する飛沫のうち、2~3μm以下の微小粒子のものは空中で数時間漂うと言われています。
これはマイクロ飛沫、エアロゾル、バイオエアロゾルとも呼ばれています。

エアロゾル感染というのは、マイクロ飛沫、エアロゾル、バイオエアロゾルとも呼ばれる空気中をただよう微小粒子の飛沫内に病原体が含まれていて、この微小粒子を介して感染することを指しており、感染経路として「飛沫感染」と「飛沫核(空気)感染」を包含している用語です。

飛沫感染する病原体は飛沫が大きければすぐに落下し、小さければ飛沫から水分が蒸発し乾燥した飛沫核の状態では、多くの菌は乾燥に弱いので乾くと感染リスクは低減します。 

ところが麻疹(はしか)、結核、水ぼうそうなど一部の病原体は乾燥し飛沫核となっても感染力を失わず、飛沫核は軽いため空気中を漂い、広範囲に感染を拡げます。これが飛沫核感染(空気感染)です。 

口腔外バキュームを使うことで、飛散することを防げるんです(^o^)

このように切削粉塵やエアロゾルを吸引することによって作業効率を上げたり、感染予防を行ったりしています

😄

はる歯科診療室では、その他にこのような感染対策を行なっております!
動画にてご確認ください

🎬

   ☟☟☟
https://youtu.be/36pe_ajNc7k

続いて紹介するのは「AED」です。


AEDは学校や駅、市役所など公共の場で設置されています。 
見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

AEDとは自動体外式微細動器と言って心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器です。

操作法は簡単です^^
電源を入れると音声ガイドを行ってくれます。
電気ショックの成功率は成功の可能性が1分ごとに約7~10%低下すると言われています。
また、日本で救急車の到着までにかかる時間は平均約7、8分ですが、8分時の電気ショックの成功率は20%にまで下がってしまうそうです。
AEDを使用するのをためらってしまう方もいるかもしれませんが、意識や呼吸を確認し、反応が無ければ迅速な対応が必要となるため、ためらわずに使用しましょう!

もし電気ショックが必要ない場合でもAEDが音声案内してくれるので落ち着いて指示に従えば大丈夫です(^^)

最後に紹介するのは「生体モニター」です

こちらの機械は心電図、血圧、SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度)、脈拍数を同時に測定できる機械です

📈

患者さんの全身疾患や内服薬などを確認し、内科疾患をお持ちの方や歯科恐怖症の方でも安心して歯科治療を受けていただけるよう、容態の変化を常に把握できるようにしています。

はる歯科診療室ではこのような機械を取り入れ、定期的に使い方のチェックやメインテナンスを行っております( ^ω^ )


また、より患者さんに安心安全な治療を受けていただけるようにカウンセリングも行っております

💁‍♀️

こちらの動画で詳しくご説明しておりますので、ご覧ください

☺


   ☟☟☟
https://youtu.be/1o5CILxKkJc

歯科の治療内容やご自身の体のことで心配なことがあればお気軽にお尋ねください。

ご予約のお電話は
087-833-6480
高松市西町 13-31
はる歯科診療室

この記事をシェアまたはブックマークする

こちらもおすすめ!

スタッフ紹介