はる歯科診療室です
お父様お母様などのご家族様からお子様の歯に関しての質問の中に、
「 子供の歯の歯質の強化はどのようにすれば良いのですか? 」
という質問がありました。
歯は生まれながらにして強い人と弱い人がいますが、それは「遺伝」と「歯が出来るときの栄養(妊娠中から小学生まで)」によって左右されます。
歯は一度形成されるとその形態や構造を変更することはなく、強い歯をつくるためには生え始めるまでに強化するのがもっとも効果的で、永久歯が生えるまでにバランスのとれた食事(栄養)が必要であり、特にタンパク質ビタミンA・C・Dおよびカルシウムリンフッ素などが重要となります。
要は好ましい全身の発育を考えたバランスのとれた食事(栄養)を心がければ良いのですが、妊娠したからといってあわてて栄養摂取をするよりも、やはり普段から偏食などをしない食生活とともに、豊かな日常生活を心がければ良いのです。
生えた後から歯を強くするには、フッ素を応用する方法があり、その方法としては・・・・・
最も効果があるフッ化物歯面塗布法(歯科医院で行う)
集団応用が可能なフッ素洗口法
家庭で行えるフッ素配合歯磨剤を使っての歯磨き
があります。
是非、むし歯ゼロを目指して頑張ってくださいわーい(嬉しい顔)グッド(上向き矢印)

参考文献
・日本小児歯科学会
・日本産婦人科学会
・日本抗加齢医学学会
・日本歯科医師会

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